わたしの日常
「わたしの日常」
実家に手紙を書こうと思って、百円ショップにレターセットを買いに行く。
「小梅ちゃん」のイラスト入りの淡い桃色のレターセットにしようかどうか、迷ったけど、結局やめた。書き出しの文面が思い浮かばず、手紙を送ることを思いとどまったからだ。
いつまでも親離れできず、いまだに親に頼ってしまう自分が恥ずかしくなったからでもある。
店内をあちこちうろうろして、百円ショップにも、いろんなサプリメントが置いてあることに気づく。話題の美容・健康関連サプリが目白押し状態で並んでいた。
「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「ポリフェノール」「発芽玄米」「ウコン」「ブルーベリー」「香酢」「黒酢」「セントジョーンズワート」などなど。
ほんまに、何でもありあり状態。
いろいろ迷ったけど、どれも、結局買わずじまい。なんとなく不安で、大丈夫だとは思うけど、やっぱり、怖かった。百円ショップという先入観からかしら?同じ理由で、化粧品とかにもどうしても手が出ない。そいでも、化粧品の原価って、百円くらいなんだそうだ。
だとしたら、売れてる化粧品会社って、すっごい儲かってるのかな。
「2冊組のノート」と「3本入りのボールペン」と「めがね拭き」を買って、ジャスミンのアロマオイルと健康スリッパとレターセットは元に戻した。
その昔、毎日歌壇に投稿して選者の河野裕子さんに採っていただいた一首をふと思い出す。
縁日ですくわれるのを待っている金魚に似たる我の日常